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ブリッジとインプラントの費用を徹底的に比較するブログ
今日は、歯を失ったときの2大治療法であるブリッジとインプラントの費用について、どちらが得なのかという永遠のテーマを掘り下げてみたいと思います。まず、単純な初期費用の比較から始めましょう。保険適用のブリッジであれば、3ユニットで2万円前後と圧倒的に安く済みます。一方、インプラントは1本あたり30万円から50万円が相場で、基本的にすべて自費診療です。この時点ではブリッジの圧勝に見えます。しかし、ブリッジを自費のセラミックにする場合は話が変わります。セラミックブリッジは3ユニットで30万円から45万円程度になるため、初期費用においてインプラントとほぼ同等、あるいは設計によってはブリッジの方が高くなることさえあります。次に考えたいのが、周囲の歯への影響という隠れたコストです。ブリッジは両隣の健康な歯を大きく削る必要があり、削られた歯は寿命が5年から10年短くなると言われています。もし10年後に支台歯が虫歯や破折でダメになった場合、次は2本の欠損を埋めるために、さらに大きなブリッジを作るか、インプラントを2本入れる必要が出てきます。つまり、ブリッジは周囲の歯の健康という資産を切り崩して成り立っている治療なのです。インプラントは独立した構造のため隣の歯を削りませんが、こちらは定期的なメンテナンスを怠るとインプラント周囲炎という病気になり、高額な修理代や再埋入手術が必要になるリスクがあります。寿命についても見ていきましょう。ブリッジの平均寿命は7年から8年程度と言われていますが、インプラントは適切なケアをすれば15年以上、長い人では一生持たせることも可能です。再治療の回数を考えれば、長い目で見るとインプラントの方が安くつくという意見があるのはこのためです。また、ブリッジには保険診療という強力な味方がいますが、インプラントは稀なケース(先天性欠損や広範囲な顎骨欠損など)を除き保険は使えません。ただし、どちらの治療を選んでも、1年間の医療費が10万円を超えた場合には医療費控除の対象となり、所得に応じた還付を受けることができます。これは絶対に忘れてはいけない節約ポイントです。結論として、今の貯蓄から支払える金額を優先するなら保険のブリッジ、周囲の歯を守り長期的な安定を求めるならインプラント、あるいは自費の高い精度を持つブリッジという選択になるでしょう。費用だけでなく、自分のライフプランや、あと何年その歯で食事を楽しみたいかを天秤にかけて選ぶことが大切です。