2026年1月
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塩で歯磨きをするときに最適な塩の種類と粒子の細かさ
いざ塩で歯磨きを始めようとしたとき、最初に迷うのがどの塩を使えばよいかという点でしょう。スーパーの調味料売り場には多種多様な塩が並んでいますが、オーラルケアに使用するなら、何よりも粒子の細かさが最優先事項となります。一般的な食卓塩や岩塩は粒子が角立っており、そのまま歯ブラシにつけて磨くと歯の表面を傷つけるサンドペーパーのような役割を果たしてしまいます。そのため、理想的なのはパウダー状に加工された焼き塩や、非常に粒子が細かい雪塩のようなタイプです。これらの塩は水に溶けやすく、歯茎へのあたりも非常にソフトであるため、粘膜を傷つけるリスクを最小限に抑えることができます。また、成分の面では、精製されていない海水塩が推奨されます。海水塩にはマグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれており、これらが歯茎の細胞を活性化させ、健康な状態へ導くサポートをしてくれるからです。一方で、ハーブを混ぜたソルトや香料が添加されたバスソルトなどは、口内に入れることを想定していない成分が含まれている可能性があるため、必ず食品として販売されている純粋な塩を選んでください。もし手元に粗い塩しかない場合は、すり鉢で丁寧に粉末状にするか、あらかじめ少量のぬるま湯で完全に溶かして濃い食塩水を作り、それを歯ブラシに浸して使うという方法もあります。このように、使う道具や素材に一工夫加えるだけで、塩での歯磨きは格段に安全で快適なものに変わります。自分の口内というデリケートな場所に使うものだからこそ、最高品質の塩を吟味して選ぶことが、結果として一生使い続ける大切な歯を守ることに繋がります。