歯医者の基本をサルでもわかるようにまとめた

2025年11月
  • 市販薬、どれが効く?ベロの口内炎におすすめの薬の選び方

    医療

    ベロにできてしまった、痛い口内炎をすぐに病院に行けない時、頼りになるのが、ドラッグストアで購入できる「市販薬」です。しかし、売り場には、様々な種類の口内炎治療薬が並んでおり、どれを選べば良いのか、迷ってしまいますよね。特に、ベロは、薬が塗りにくく、唾液で流れやすい場所。その特性を考えると、薬の「タイプ」と「成分」を、賢く選ぶことが、効果を最大限に引き出すための、重要なポイントとなります。まず、薬の「タイプ」には、主に、①軟膏、②パッチ(貼り薬)、③スプレーの三種類があります。①軟膏タイプ:最も一般的で、製品の種類も豊富です。患部に、直接、薬を塗り込むことで、炎症を抑え、痛みを和らげます。密着性が高く、唾液で流れにくいように工夫されている製品が多いため、特に、就寝前に塗っておくと、寝ている間に、薬の成分が、じっくりと浸透し、効果的です。ベロに塗る際は、清潔な綿棒などを使うと、塗りやすいでしょう。②パッチ(貼り薬)タイプ:患部に、小さなシール状の薬を貼り付けます。最大のメリットは、薬効成分を、長時間、患部に留まらせることができる点と、物理的に、傷口を刺激から保護してくれる点です。食事の前に貼っておけば、食べ物がしみる痛みを、大幅に軽減できます。ただし、舌の先端や、よく動く場所は、剥がれやすいのが難点です。比較的、動きの少ない、舌の側面や裏側などには、おすすめです。③スプレータイプ:手が届きにくい、舌の奥の方や、喉の近くにできた口内炎に、シュッと一吹きするだけで、薬を届けることができる、非常に便利なタイプです。手軽で、衛生的ですが、軟膏やパッチに比べると、薬が患部に留まる時間は短くなります。次に、「成分」に注目しましょう。多くの市販薬には、炎症を抑える「抗炎症成分」が含まれています。比較的、マイルドな「アズレンスルホン酸ナトリウム」や、「グリチルレチン酸」などから、より強力な「ステロイド(トリアムシノロンアセトニドなど)」を含むものまであります。痛みが強い場合や、早く治したい場合は、ステロイド配合のものが、高い効果を期待できますが、カンジダ症や、ウイルス性の口内炎には、使用できないため、注意が必要です。自分の口内炎の場所と、症状の強さに合わせて、最適なタイプの薬を選ぶこと。それが、つらい痛みから、早く抜け出すための、賢い選択です。