医療
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親知らず周囲の炎症で奥歯の歯茎が腫れた私の記録
ある日の朝、右奥の歯茎に違和感を覚えたのがすべての始まりでした。最初は食べ物が詰まっただけかと思っていましたが、時間が経つにつれてズキズキとした痛みに変わり、夕方には鏡で見てもわかるほど奥歯の歯茎が赤く腫れ上がっていました。以前から歯科検診で親知らずが横向きに生えているとは指摘されていましたが、特にトラブルがなかったため放置していたのが仇となったのです。腫れは次第に強まり、唾を飲み込むだけでも喉に痛みが走るようになり、ついには口を大きく開けることすら困難になりました。ネットで調べると智歯周囲炎という言葉が出てきて、まさに自分の症状と一致していることに恐怖を感じました。その晩は痛みでほとんど眠れず、翌朝一番で歯科医院に駆け込みました。診断はやはり、親知らずの周りに細菌が入り込んで起こった急性炎症でした。先生からは、この状態ではすぐに抜歯はできないため、まずは洗浄と抗生物質で炎症を鎮める必要があると説明を受けました。数日間、処方された薬を飲み続けると、あれほど苦しかった腫れと痛みは嘘のように引いていきましたが、一度腫れた親知らずは再発しやすいと言われ、後日改めて抜歯をすることに決めました。この体験を通じて痛感したのは、奥歯という場所のケアの難しさと、違和感があったときにすぐ対処することの重要性です。健康なときには当たり前だと思っていた「普通に食事ができること」の有り難さを、大きく腫れた歯茎を抱えながらしみじみと考えさせられた一週間でした。もし今、奥歯の歯茎に少しでも違和感があるなら、私のように重症化する前にプロの診察を受けることを強くお勧めします。