歯医者の基本をサルでもわかるようにまとめた

2025年8月
  • 胃の調子が悪いと舌に口内炎ができた話

    医療

    私は昔から、少し無理をするとすぐに胃が痛くなったり、もたれたりする、いわゆる胃弱体質でした。そして不思議なことに、胃の調子が悪くなるタイミングと、舌の先にチクリと痛む口内炎ができるタイミングは、いつも見事に重なっていたのです。暴飲暴食をしてしまった翌朝、胃の不快感と共に鏡を見ると、案の定、舌の先に小さな白い点ができている。仕事のストレスでキリキリと胃が痛む日が続くと、それに呼応するように口内炎も悪化していく。最初はただの偶然だろうと思っていましたが、あまりに何度も繰り返すため、これは何か関係があるに違いないと考えるようになりました。東洋医学には「口は内臓の鏡」という言葉があるそうですが、私の体はまさにそれを体現しているようでした。舌は特に消化器系の状態を反映しやすいと言われており、胃腸が荒れていると、舌の粘膜の再生に必要な栄養素の吸収が滞ったり、体全体の免疫力が低下したりして、口内炎という形でサインが現れることがあるのです。このことに気づいてから、私は舌に口内炎ができた時、口の中だけをケアするのではなく、まず胃腸を休ませることを最優先するようになりました。食事を消化の良いおかゆやうどんに切り替え、刺激物や脂っこいものを避ける。そして、意識的にリラックスする時間を作り、胃にかかるストレスを軽減するよう努めるのです。するとどうでしょう。胃の調子が落ち着いてくると、あれほどしつこかった舌の口内炎も、すっと引いていくことが多くなりました。舌の痛みは、口の中だけの問題ではなく、体全体からのメッセージなのだと、今でははっきりと理解しています。