2025年7月
-
舌を噛んでしまった直後の正しい応急処置
食事中などに誤って舌を強く噛んでしまった時、その直後の対応が後の治りを大きく左右します。パニックにならず、適切な応急処置を行うことが重要です。ここでは、いざという時に役立つ初期対応のステップをご紹介します。まず、出血がある場合は止血が最優先です。清潔なガーゼやティッシュを小さく折りたたみ、傷口に直接当ててしっかりと圧迫してください。数分間圧迫を続けることで、ほとんどの出血は止まります。この時、焦って何度もガーゼを交換すると、できかけたかさぶたが剥がれてしまい逆効果になるので注意が必要です。次に、口の中を清潔にすることが大切です。出血が落ち着いたら、刺激の少ないうがい薬や、水またはぬるま湯で優しく口をすすぎましょう。食べかすなどが傷口に残っていると、そこから細菌が繁殖し、化膿や口内炎の原因となります。ただし、強くぶくぶくうがいをすると、再び出血する可能性があるので、あくまでも静かに、口に含んだ水をいきわたらせる程度に留めてください。そして、痛みが強い場合や腫れが見られる場合は、患部を冷やすのが効果的です。清潔なガーゼで氷を包んだものや、冷たい水を含んだタオルなどを、頬の外側から噛んだ部分に当てるようにして冷やします。口の中に直接氷を含む方法もありますが、冷たすぎると刺激が強すぎることもあるため、様子を見ながら行いましょう。冷却することで血管が収縮し、痛みや腫れを和らげる効果が期待できます。これらの応急処置を行なった上で、口腔内を清潔に保ち、安静に過ごすことが、早期回復への第一歩となります。